自社養成パイロットの倍率は?

エアラインパイロットになる為の自社養成パイロットの倍率がとんでもなく高いという噂がありますが本当なのでしょうか。

 

自社養成パイロットとは

自社養成パイロットというのは航空会社の負担でパイロットを養成するプログラムのことです。

 

航空大学校などに入学してパイロットを目指すのとは違い、最高水準の航空訓練を実質タダで受けることができます。その上お給料ももらえるというこれ以上ない待遇です。

 

採用されなきゃ意味がない!

このプログラムに参加するにはJALやANAといった航空会社の自社養成パイロットに応募し、それに採用される必要があります。

 

ただ採用されるには以下でお話する倍率の問題がでてきます。

 

 

自社養成パイロットの倍率は?

自社養成プログラムへの応募資格は4年制大学の卒業者に限られますが、上述したような待遇なので当然応募は多くなりますよね。

 

倍率は100倍は下らないともいわれており、合格者は全体の1%ほどなんだそうです。相当狭き門であるということですね。

 

正直運によるところも大きいと思います。だって10人の枠があるとすれば、最低でもその100倍の1000人近くが応募するということですからね。

 

ちなみに航空大学校の倍率は平成24年度を例にしたら約9.9倍と大分倍率は低いのですが、航空大学校を卒業したら必ずパイロットになれるというわけではありません。エアラインのパイロットになるには一般と同様に自社養成か有資格者制度に応募し合格しなければいけません。