パイロットの副操縦士の仕事内容
エアラインパイロットの副操縦士の役割・仕事内容について解説しています。
副操縦士の役割
大型の旅客機には機長と副操縦士が乗り込みます。実際の操縦は機長が行い副操縦士というのは機長の補佐や管制官との通信に努めます。
ですが機長にもしものことがあった時は副操縦士が代わって操縦することになります。
副操縦士になるためには「事業用操縦士」以上の資格が必要になります。【関連記事:パイロットの資格の種類】
ANAの自社養成パイロットに採用されたとしても、無事副操縦士として働けるようになるまでは4〜5年もかかります。【関連記事:副操縦士になるまで】
副操縦士の資格
4年以上の訓練の中で事業用操縦士技能証明以外にも陸上多発限定・計器飛行証明等の資格を取得することになります。
機長業務に関しては定期運送用操縦士の資格が必要になりますが、その資格を持っていない副操縦士でも機長の監督・指示のもとでは業務を代行することが許されます。
機長になるまで
ちなみに副操縦士になるまでが約5年。
機長として働けるようになるまでは副操縦士として10年ほどの経験を積まなければならないので、訓練を開始してから15年もかかることになります。
40歳前後で機長になるのが一般的なようです。【関連記事:機長の仕事を詳しく知る】