パイロットの機長の仕事内容

パイロットの機長の役割・仕事内容について解説しています。

 

機長とは

機長というのは航空乗務員のうち最高責任者・管理者にあたるもののことです。機体を操縦して、他の乗組員へ指揮をとるのが主な仕事です。旅客機や貨物機においては昔から「キャプテン」と呼ばれています。

 

機長の資格

機長になるにはパイロットの最高資格である「定期運送用操縦士」の資格が必要です。この資格は何種類かあり、操縦できる機種や路線について細かく分かれています。

 

ただ機長の監督・指揮のもとでは定期運送用操縦士の資格を持っていなくとも、事業用操縦士の資格のみでも機長業務を代行することができます。【関連記事:副操縦士の仕事内容

 

 

機長になるまで

日本においては機長として働けるようになるには、副操縦士として10年ほど働いた後になります。

 

とくに航空運動事業において一定以上の大きさの航空機を操縦するには、安全な航行をする為に必要な技能と知識を持っていることを国土交通大臣に認定されなければなりません。

 

機長になるには認定審査が行われ、審査官が同乗のもと指揮監督能力や安全管理能力などがみられることになります。

 

 

機長というのは航空業務において何よりもやりがいのある仕事であると同時に、責任が重く厳しい仕事でもあります。一度に何百人という人の命を預かる仕事なわけですから、普通の仕事と違って数年頑張ればなれるというものではないのですね。