女性パイロットになるには
パイロットってあまり戦闘機にしろ旅客機にしろ女性がのっているイメージってありませんよね。女性がパイロットになることはできるのでしょうか。
そもそも女性パイロットっているの?
女性パイロットいますよ。民間の航空会社にも自衛隊にも女性で現役で活躍されている方はいます。
まあそれもそのはずでJALもANAも特別採用に制限は設けていないからです。
「日本女性航空協会」という組織では、毎年女性パイロットへ『空を愛する女性たちを励ます賞』を表彰しています。
身長制限でひっかかる可能性あり
ただし航空大学校に入学するための身長制限で158cm以上という規定があります。なので平均身長が低い女性のほうが受験資格を有する人は必然的に少なくなります。
女性パイロットになるには
性別に関係なくパイロットになる方法は共通しています。
- 4年制大学にいき航空会社の自社養成パイロットに採用される。
- 航空大学校で操縦士の資格を取得し就職活動を行う。
- 自衛隊に入隊し戦闘機パイロットを目指す。
女性パイロットの存在は2013年に放送されたミス・パイロットでも広く知れ渡ったように、今や女性への採用枠も広がりつつあります。
ANAでは2000年代前半から女性パイロットの採用を行っています。
操縦席に座るまでの道のり
ただ女性だろうと男性だろうと自社養成パイロットになってからすぐに操縦席に座れるわけではありません。
【副操縦士になるまでの訓練課程】で紹介したように、最低でも4年はかかります。入社すぐに地上業務、副操縦士昇格訓練に約2~3年かかるのです。