事業用操縦士の取得方法
飛行機パイロットの資格の一つである「事業用操縦士」について詳しく解説しています。
事業用操縦士ってどんな資格?
事業用操縦士は航空業務を行う上で必要になる国家資格の一種です。
航空会社において「副操縦士」として働く場合には必ず必要になる資格で、自社養成パイロットでも訓練期間中に取得することが義務つけられています。
運転免許でいえば第二種運転免許に相当します。
※副操縦士の仕事内容
副操縦士の仕事は機長の補佐や管制官とのやりとり、機長業務の代行になります。機長業務にあたるには事業用操縦士の上の資格である「定期運送用操縦士」の資格が必要になりますが、機長の指揮・監督のもとでは事業用操縦士だけでも機長業務を代行することができます。【詳細記事:副操縦士の仕事内容】
自社養成パイロット〜事業用操縦士取得まで
100倍とも200倍ともいわれる競争を生き残り自社養成パイロットの枠を勝ち取った場合であっても最初の1~2年ほどは地上での業務になります。
事業用操縦士の資格取得を目指すのはその後学科訓練を開始してからです。
学科試験を受けて合格したら、事業用操縦士の資格を取得するための実機での訓練にはいります。