ブルーインパルスの目的は?戦闘機との違い

1964年に東京オリンピックの開会式で上空に五輪を描いた「ブルーインパルス」。その目的や戦闘機との違いを解説しています。

 

 

ブルーインパルスの目的は?

ブルーインパルス(青い衝撃)というのはあくまで愛称であり、正式名称は「航空自衛隊戦技研究班」となっています。

 

アクロバット飛行やスモークを用いた描きものをすることによる自衛隊の広報活動も任務の一環ですが、本来の目的は別にあります。

 

「航空自衛隊戦技研究班」ですので戦技研究、すなわち戦闘機の戦術機動を研究する為に編成されているわけです。

 

研究した戦い方が他の部隊にもフィードバックされて実際の戦闘機の戦闘力を向上させます。

 

 

ブルーインパルスのパイロット

ブルーインパルスのパイロットにはF-15やF-2などの戦闘機のパイロットとして活躍している人の中から選抜されます。

 

そしてブルーインパルス配属後は1年にわたって先輩から指導を受けながら訓練をします。

 

もちろんあのような職人技ともいえるアクロバット飛行は一朝一夕で身につけられるものではありません。

 

厳しい訓練を終えて、展示飛行操縦士の資格を取得したら腫れて航空祭などでデビューというわけですね。