定期運送用操縦士の業務範囲は?
パイロットの機長として業務にあたるのに必要な資格である「定期運送用操縦士」の業務範囲・飛行時間・学科試験などについて詳しく解説しています。
業務範囲は?
定期運送用操縦士は操縦士の中でも最上位に位置する資格となります。路線を決めて定期運航している旅客機の機長になる為には必要不可欠な資格ですね。
飛行時間は?
定期運送用操縦士(飛行機)の資格取得のためには1500時間以上もの飛行時間を有することが条件になっています。1500時間の内訳の一部は以下のようになります。
- 100時間以上の野外飛行を含む250時間以上を機長として飛行すること。
- 200時間以上の野外飛行をすること。
- 100時間以上の夜間飛行をすること。
- 75時間以上の計器飛行をすること。
※計器飛行とは
計器のみに頼って、航空機の姿勢や位置、高度といった測定を行い飛行することです。肉眼で地上の物標を視認できない場合に行う飛行方法です。
学科試験は?
学科試験対策は過去問などを参考に対策を講じていくのが一般的かと思います国土交通省が航空従事者学科試験の過去問と回答を公表していますのでダウンロードしてみてはいかがでしょうか。
合格率は?
合格率については調べてみましたが、とくに公表はされていないようです。