パイロットに鼻づまりがNGな理由
パイロットの身体検査において慢性的な鼻づまりの場合は合格できない可能性があります。
鼻づまりがNGな理由
慢性的な鼻づまりの場合は身体検査に通らない場合があります。
例えば、「鼻柱湾曲」という鼻の中が曲がっている人の場合、空気の通りが悪くなり慢性的な鼻づまりになりやすいです。
日常生活を送る上ではさして問題はないでしょう。ですが気圧変化が激しい飛行機に乗る上では頭痛などの合併症を引き起こす可能性があり問題になるのです。
ですが鼻柱湾曲は手術で軽減させることができますが、やるなら早めにしておいたほうがいいでしょう。
ちなみに視力が悪いのもレーシック手術で治すことができますが、航空自衛隊・航空会社・航空大学校いずれも手術での視力矯正は認められていませんので注意してください。一度でも手術をしてしまうと試験が受けられなくなります。
ただし鼻柱湾曲の人が全て検査をクリアできないかというとそういうわけでもありません。鼻柱湾曲が原因で検査に通らないというのはあくまで重度の場合にかぎります
軽度の鼻柱湾曲の場合には、空気の通りにそこまで支障が出るとも思えませんし、受験前に無理して手術を受けることもないかと思います。
それに条件付き合格というのもあります。例え鼻柱湾曲であっても、手術をするという条件で合格を出してもらえることもあるそうです。