航空自衛隊パイロットの階級は?
航空自衛隊のパイロットの階級について解説しています。
航空自衛隊パイロットの階級は?
戦闘機のパイロットは何か特別な事情がない限り階級は少尉〜最高階級です。
ようは士官以上は確実というわけです。1機何億もする戦闘機を操縦するのですから、それなりの責任とそれに伴う地位というのも当然なわけです。
ですが実際に戦闘機に乗り実務を遂行するのは少尉〜大佐までとなります。航空自衛隊の場合は三等空尉〜二等空佐までとなります。
これより上の階級になれば現場に出るのではなく、育成や指揮といった教官職になることがほとんどだと思います。
肉体的な老いもあるので、身体的負荷が大きいパイロットをいつまでも続けられないという事情もありますね。
ちなみに航空自衛隊のパイロットの階級は以下のようになっています。
- 空将
- 空将補
- 1等空佐
- 2等空佐
- 3等空佐
- 1等空尉
- 2等空尉
- 3等空尉
- 准空尉
- 空曹長
- 1等空曹
- 2等空曹
- 3等空曹
- 空士長
- 1等空士
- 2等空士
航空学生として自衛隊に入隊した段階では、当然一番下の2等空士に任用されることになります。そしてそこから基礎教育を受けて飛行幹部候補生として三等海曹⇒三等空曹と昇任していくのです。約5年で曹長に、約6年で3等空尉になります。