航空自衛隊パイロットの仕事内容は?

日本の航空自衛隊のパイロットは普段どのような仕事をしているのでしょうか。

 

航空自衛隊の普段の仕事は?

日本の航空自衛隊のパイロットが戦闘にいくことは滅多なことではありません。

 

日本は憲法で他国の戦闘に介入できないと決められているからです。

 

でも戦闘機というのは戦わなければただの鉄の塊というわけではありません。

 

普段はもしもの時に備えて訓練やスクランブル実働待機をしています。

 

24時間体制で日本国の領空を防衛しており、侵犯があった場合はスクランブル発進します。

 

大抵は中華人民共和国・露連邦空軍(海軍)機による挑発行為ですので戦闘になることはありません。

 

 

スクランブル発進とは

軍用機の緊急発進という意味の軍事用語です。このスクランブルの為の待機任務を「アラート任務」といいます。

 

スクランブル発進がされるのは国際法上の不法行為である領空侵犯※がなされた時です。

 

スクランブルで発進するのは戦闘機だけでなく、偵察機や哨戒機、救難機なども含まれます。

 

※領空侵犯とは
国家が領有する領土や領海に、許可なく他国の航空機や飛行物体が侵入する行為のことです。侵犯が行われた場合の処置は航空無線による警告⇒軍用機による警告⇒軍用機による威嚇射撃⇒強制着陸⇒撃墜というように段階的にとられます。ただし無防備な民間機には例え侵犯されようとも攻撃を加えることはできません。